007 スカイフォール (原題:Skyfall, 2012 USA)
監督: サム・メンデス
脚本: ジョン・ローガン, ニール・パーヴィス,ロバート・ウェイド
原作: イアン・フレミング
出演: ダニエル・クレイグ, ハビエル・バルデム, レイフ・ファインズ, ナオミ・ハリス
今回の007は各国のテロ組織に潜入している全てのNATOの工作員の情報が盗まれるというサイバーテロと、昔Mに見捨てられたエージェントの復讐といった内容です。
アクションは007らしくハラハラしたものですが、スーパーマンのように絶対やっつけられないジェームスボンドなので、なんとなくそういうとこを安心してみてしまうのか、あんまり手に汗握るほどではなく。。。 映画館でみたらやっぱり迫力は一味違うのでしょうけどね。プラス、回を重ねる後とにかなり凝ったアクションやカーチェイスですが、そればっかりが先行してしまい、逆に味気ない印象が。 ダニエル・クレイグはかっこよいですが、彼の3作、なんとなくストーリーが味気なく、なんとなく生身の(身近な)ボンドみたいなのも演出してる感もあるし(私は逆のイメージを求めてます)。だって、ストーリーの内容覚えてないですもん、見た後に。
先代のピアース・ブロスナンの時のほうがアクションとかもユーモアをも感じられるかっこよさがあったかな。ストーリーも良かったし。ボンドカーもかっこよかった。BMW Z3とかの発売前であの車を初めて映画で見て、何だあの車は!って、そういう楽しかったし、その後のZ8とかもかっこよい。かつての日本を舞台にした時にはTOYOTA 2000GTという伝説のスーパーカーでした。
今回の作品のボンドカーってなんだったのかな。。。思いだせない。 往年のボンドカー『アストンマーチンDB5』は出てきますが、まあこれは定番ですからね。ちなみに映画でこの往年の美車は爆破されてしまうのですが、さすがにこのシーンは実車では無く模型だったそうです。過去作品にはボンドカーやかっこよい腕時計とかもチェックする楽しみも含まれていたのですが。007の楽しみ方も世代でかわってくんでしょうかね。
インパクトはある映画ですが、最近の007シリーズは記憶に残る映画ではもう無いですね。。。 それでもなんだかんだで、やはり007新作がでると見てしまうのはこのシリーズの魅力でしょうか。
おすすめ ★★☆☆☆
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