前回までTop 3の紹介でしたが、今回はTop 3 Books です。社会人になってからはそれほど読書家でもなかったんですが、ここ数年、知人からいろいろと本を紹介される(読んだ本のお下がりをもらってました)のきっかけに通勤途中や仕事の終わった後、時間が空いていると本を開くことが多くなってきました。
その頃は伊坂幸太郎の「死神の精度」、「ゴールデンスランバー」、「週末のフール」、奥田英朗の「イン・ザ・プール」、「空中ブランコ」、「町長選挙」の異様な精神科医伊良部のシリーズとか、「ララピポ」とか。あと荻原浩の「明日の記憶」とか道尾秀介の「向日葵の咲かない夏」などなどを紹介してもらい、本を読むのが楽しい!と感じるようになりました。また、歴史物、戦国時代を舞台とした小説などにもハマってます。
Top 3 Books:
#1 アルケミスト−夢を旅した少年 / パウロ・コエーリョ著
この本を初めて読んだのは高校生の時でした。海外留学先で迎えた思春期に自分の人生や生きる意味、目的に不安を抱いたり悩んだりしている時に読みとても勇気付けられた本です。羊飼いの少年が海を渡り旅をする途中で錬金術師(アルケミスト)をはじめ多くの人との出会いから「大切な何か」を見つけるというストーリーですが、読者にとっても人それぞれの心にある「大切な何か」を気づかせてくれることに感動し、意義のある生き方への道しるべになる内容に感謝の気持ちを持って読める内容だと思います。
#2 天地人 / 火坂雅志著
数年前に大河ドラマにもなった、越後の上杉家家臣、直江兼続の半生を描いたストーリーです。
戦国時代の乱世を、人を重んじる「儀」の心を持って活躍した最強の武将、上杉謙信の教えを守り、その跡継ぎである上杉景勝に仕え越後とその民を守ることに従事した直江兼続は、その裁量から多くの武将からも認められる武将でした。
下克上、戦乱、裏切り、信長、秀吉、家康という権力者に屈しなくては生き残れない時代に「儀」を守ることは必ずしも得をすることでは無いのですが、兼続はその様な時代だからこそ人が生きる上で守るべき「儀」大切にする、それが越後の上杉であるということを貫く強い思いと誇りを持ち、幼少から一緒に学び育った主君でもある上杉景勝へ忠誠を誓い筆頭家老として、また戦国随一の智将として大活躍をします。
この本を読むと私も兼続の様に「儀」の精神をこの現代で守らなくてはと強く思うのでした。
#3 キネマの神様 / 原田マハ著
これは割と最近に読んだ本なのですが、映画好きにはなんともたまらない内容です。この本以外、原田マハさんの本は読んだことは無いのですが、この方も映画が大好きで、こちらも読みながら、「あ、それ、わかるわかる」と何度も何度もうなずいてしまうんですね。ストーリーも楽しい内容なのですが、それ以上に原田マハさんのの映画についての説明(本の登場人物を通してですが)は、とってもわかりやすくて、見たことの無い映画でも映像が思い浮かんでくるんですよね。本よ読む度に映画を見たくなる衝動に駆られます。映画好きにもお勧めですが、映画をそれほど見ない人も映画が見たくなってうずうずしてしまうこと間違い無しです。
TOP3の紹介ではありましたが、これら以外にも読んで良かったと思う作品が沢山ありますし、今後もそんな本を手に取るのが楽しみです。
※私の選ぶ※
Top 3 Movies
#1 SWINGERS / スウィンガーズ
#2 Star Wars Episode IV / スターウォーズ エピソード4
#3 Blues Brothers / ブルースブラザーズ
Top 3 Books
#1 アルケミスト−夢を旅した少年 / パウロ・コエーリョ著
#2 天地人 / 火坂雅志著
#3 キネマの神様 / 原田マハ著
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