2013年4月12日金曜日
Movie: ミッドナイト・イン・パリ / 2013 #15 ★★★★☆
今年15本目の映画はウッディ・アレンのコメディです。
ミッドナイト・イン・パリ (原題: Midnight in Paris, 2011)
監督: ウディ・アレン
脚本: ウディ・アレン
出演: オーウェン・ウィルソン, マリオン・コティヤール, レイチェル・マクアダムス 他
ウッディ・アレン監督作品で第84回アカデミー賞で脚本賞を受賞していて周りから良いと勧められて見てみたのですが、やはり良い映画でした。
オーウェン・ウィルソン演じるギル・ペンダーは婚約者のイネス (レイチェル・マクアダムス)と彼女の両親と一緒にパリを訪れます。パリの街に魅了されたギルはこの町に住んで小説の執筆をしたいと考えていますが、婚約者のイネスとパリの魅力や結婚後の住む場所についての意見も違ってしまいます。
ある日酔っ払ってパリの夜の街を歩いて帰る途中迷子になってしまうのですが、街角で12時の鐘の音とともに一台のアンティークカーが近づいてきてギルをパーティーに誘います。言われるがまま車に乗り込みシャンパンを飲みながら訪れた先は、1920年代のパリ。そこにはギルのあこがれるアメリカ文学の巨匠スコッツ・フィッツジェラルド(グレート・ギャッツビー)や妻のゼルダ、ヘミングウェイ、その他ピカソなど有名なアーティストなど次々と夢の様な出会いが。
ギルはヘミングウェイに自分の書いた小説を読んで欲しいと頼むと、ガートルード・スタイン(キャシー・ベイツ(アメリカの著作家で現代美術と文学の発展に大きく貢献した人物で彼女の家はピカソ、マチス、ブラック、ヘミングウェイ、などが集まるサロンとなり、特にヘミングウェイのライティングなどに影響を与えたらしい)を紹介。そこに居合わせたピカソの愛人、アドリアナに惚れてしまいますが。。。
私はパリどころかヨーロッパにも行ったことがないのですが、この映画を見ると訪れてみたくなります。ストーリーも面白いのですが、パリの美しさがとても伝わってくる映画でした。最近のアカデミー賞の受賞作品(というかハリウッドの映画全般)はなんだか商業的な要素が強くてあまり見る気がしなかったのですが、この作品はとても良かったです。やっぱりウッディアレンって凄いですね。
オーウェン・ウィルソンの演技も自然で、彼のキャラクターが十分に発揮できていると思います。
おすすめ ★★★★☆
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